集中力を上げる

勉強をしないといけないとわかっていても、
なかなか手がでない、気づいたら手が止まっている、別のことに意識が飛んでいる
……そんてことはありませんか?
今回はそんな方にお勧めの勉強法を一つお話します。
もし、少しでも自分に合いそうであれば実践してみてください。

「5分だけやろう」で集中力のスイッチオン
「集中したいのにできない一番の理由は、『面倒くさい』という気持ちがあるから。
最初から『1時間やろう』なんて思わなくて大丈夫です。
最初は『5分だけやろう』とハードルを下げて、
まず作業に取り掛かるのが大事です。
簡単なことを5分だけやって、集中力のエンジンをかけましょう。

「15分→休憩」を繰り返す
5分やって集中しやすい状態をつくったら、その後は『15分作業→休憩』を繰り返してください。
一部の例外的なハイパフォーマーは別として、大抵の人は15分ほどしか集中力が続かないといわれています。
15分に区切ることで、集中力を保ちやすくなります。
そして、15分だけであれば多少のイレギュラー(携帯が鳴った・気になることを思い出した・勉強を始めたらなぜかいつもトイレに行きたくなる等)を
「まあ、15分だけだし」と後回しにできますので外的要因にも強くなります。
また、作業だけをし続けるのではなく、決めた時間の間集中できたら、自分にご褒美をあげるのも効果的です。
例えば、5分頑張ったら甘いものが食べられる、好きな音楽が聴けるなど、少しだけでいいので作業にポジティブな要素を取り入れると、脳が覚えて集中しやすくなります。
最初は数分の作業で休憩していても、慣れてくると10分から1時間作業するのが当たり前になることも。

しかし、一度の作業時間は無理に伸ばす必要はない
作業時間は無理に伸ばしていく必要はなりません。
15分作業→10分休憩の12タームで3時間勉強するのも良し
20分作業→5分休憩の9タームで3時間勉強するも良し
60分作業→15分休憩の3タームで3時間でももちろん良いのです。
ただ、この3時間が最も集中できるバランスを探していきましょう。
もちろん、休憩を挟み過ぎると他の予定が進まないケースもあるでしょう。
上手に折り合いをつけていきましょう。
ただ耐えるのではなく、脳の特徴を利用して時間を効率的に使えるかがポイントです。