目次を読む

参考書の目次を皆様はしっかりと読み込んでいますか?
つい読み飛ばされてしまいがちの「目次」ではありますが、実は非常に利用価値の高い箇所なのです。
勉強を少しでも効率化するため、今回は目次を見る理由と使い方についてお話します。

目次を活用する
その科目の全体像を把握する。
何かの情報を得ることにおいて、その対象の全体像を把握するということは効率化においてとても重要なポイントとなります。
全体を把握できるからこそ、その科目の枝葉、つまり重要度の低いテストには出にくい部分にも気づくようになります。
常に全体を俯瞰した上で物事を進めることはとても重要なのです、
自分がどこにいるのかを把握しスケジュールを調整する。
自分がまだスタート地点にいるのか。それとも終盤にいるのか。
その科目において自分の現在地点を把握することができます。
これは闇雲に参考書を進めているときに比べ、精神的に安寧を得ることができます。
またゴールまでの距離を測ることにより進捗を確認することが出来ますので上手に学習計画を立てることができるのです。
目次を起点に記憶を呼び起こす。
試験問題を解く際には、まず頭の中にある解法を検索すると思います。
これはどの単元の問題なのか。今までに似た例題を解いたことはないのか。
目次を中心としたマップツリーを展開し、検索をよりスムーズにしていきます。
参考書の学習を始める際には、必ず目次を見る癖をつけていきましょう。
脳内の知識の引き出しを大きな棚から順にラベルつけをしていきます。
そして、問題を解く際には記憶を大きな棚から順に開けていきます。
それが論理的思考へ繋がっていきます。

最初は慣れないかと思いますが、習慣化していくと暗記もスムーズに進みます。
毎回同じようなことを最後にお話しておりますが、最適な勉強法は人それぞれです。
もし、今回の学習法が「良さそうだな」と思えたのであれば
ぜひ一度お試しください。