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困難は分割せよ。
2019年10月14日

困難は分割せよ。

『ロウソク問題』というのをご存知でしょうか。

ドイツの心理学者カール・ドゥンカーが行なった実験です。

IMG_4992

「テーブルに蝋がたれないように、ロウソクを壁に取り付けてください」

という問題があります。

画びょうで壁に取り付けようとしても出来ません、蝋をとかして壁に取り付けようとしても出来ません。

少し考えてみましょう。

正解は

IMG_4989

画びょうを入れていた箱を違う目的で使うというのが正解です。

なぜ「ロウソク問題」を難しく感じるか

「ロウソク問題」の難しさは、人間の思い込みにあるといわれています。
実験参加者のほとんどが、箱を「画鋲の入れ物」としか考えていないのです。

しかし一方で、あらかじめ画鋲を箱から出しておくと、先ほどの正解に辿りつく割合は急増するんだとか。

「箱は中に何かを入れるための道具であり、何かを載せる台として使う道具ではない」という思い込みも、画鋲が入っていなければ、弱まるということですね。

このように、渡したちは何かを見たとき、その本来の機能や目的に捉われがちです。これを実験者は「機能的固着」と呼びました。

すべきなのは「分解すること」

結局のところ、問題解決の場面では、一体何をしたらいいのでしょうか。

「ロウソク問題」で言うならば、画鋲を箱から出してみることです。

言い換えるなら、自分の目の前にある問題を、一度全てバラバラに分解することです。

要素を分解することで、見えてこなかった活用の仕方、思いつきもしなかった方策が浮かんでくるかもしれません。

また数学においていうならば分解をすると、その一つ一つは簡単な公式の集まりであることが多々あります。

難しいという思い込み

如何でしょうか。

困難は分割せよ。デカルトが遺した言葉として有名ですが、単に作業量が小さくなるという意味ではありません。複雑な問題の本質を捉えるのは、容易ではないのです。しかし、分解して小さくしてみれば、それは非常に簡単になります。

数学に限らず、苦手教科に対しての思い込み。実は一つ一つの問題を丁寧に分解してみると、さほど難しい問題ではないかもしれません。

将来の夢の為、向き合わなければならない困難に直面した際は
少し落ち着いて、まずはその困難を分解してみましょう。

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