進学塾Flest(フレスタ) 多摩センター校 > 勉強法

進学塾Flest 教室ブログ
受験生にとっての10月
2019年10月23日

受験生にとっての10月

10月下旬、少しずつ入試本番が近づいてきます。

じっくりと受験勉強に取り組める時間が少なくなってくるため、「やるべきことは何なのか」をしっかり把握して学習を進める必要があります。

人によっては「10月をどのように過ごしたら良いか分からない」
「10月の勉強を進めているが、不安が残る」ということもあると思います。

受験生にとって10月とはどういうものなのでしょうか。

今回は少し受験生が自身を俯瞰して見られるようにお話をしていきます。

10月は現役生が伸び「始める」時期

10月は、現役生が伸びてくる時期です。

現役生は、高2の秋冬や高3の春から勉強をスタートする人が多いです。

そして多くの場合、8月までに基礎力をつけ、9月ごろから問題演習で実践を積み始めます。10月は問題演習で身につけた実力が、成績に表れてくるときなのです。

これまで頑張って勉強を続けていた場合、模試や学校のテストなどで点数の伸びを実感できるはずです。

そして、まだ点数や偏差値が思うように伸びなくても、焦りは禁物です。

点数の伸びは人それぞれ差があります。10月の時点で模試の判定や偏差値が期待外れでも「何が駄目だったのか」を振り返り、復習と問題演習を続けましょう。

粘り強く勉強を頑張っていれば、10月後半や11月に成績の伸びを感じられるはずです。

「受験の残り期間」を意識しよう

10月に入ったら、少しずつ「入試までの残り期間」を意識しましょう。

10月から数えると、センター試験までは約3ヶ月、私大入試や国公立の二次試験までは4ヶ月ほどです。この期間で問題演習を終えて、志望校の入試に対応できる力を養う必要があるのです。

また、12月はセンター試験対策が中心となるため、私大入試・2次試験対策に使える期間は実質的に10月・11月の60日間です。受験対策をしなければいけない科目は、複数あるはずです。

これら全てを完成させるために、60日という期間はかなり短く感じると思います。1日1日を、しっかり過ごしましょう。

また、勉強に取り組むときには、必ず「計画」を立てることをおすすめします。

「いつまでに、使っている問題集などをどれくらい終える必要があるのか」を前もって考えることで、残り期間でやり残しが生じることを防ぐことができるのです。月間・週間・日間の計画を、それぞれ立てると良いです。

手帳やスマホのカレンダーアプリを使い、「勉強計画」を作りましょう。気に入ったデザインの手帳やアプリを使うと、モチベーションアップになります。

10月では典型問題は必ず解けるように

10月で取り組むべきことはシンプルで、「とにかく問題を解き、実践を積むこと」を意識しましょう。

「どれだけの問題に当たれるか」「どれだけ確実に解けるか」が大切です。

入試本番では難しい問題を解くよりも、「典型問題(解き方のパターンが決まっている問題)をいかに落とさないか」のほうが大切です。

入試当日、受験生はみんな緊張しています。今までしっかりと問題演習を重ねてきても、プレッシャーに負けてしまったり、普段と違う環境での試験であるために、ミスをしやすくなったりするのです。

そのため典型問題でしっかり得点するだけで、入試は大きく有利になります。また、「典型問題の完答+α」くらいの正答率で、合格圏内といわれる6~7割くらいの得点は取ることができます。

このようなことから、「どんな状況であっても、ブレずに典型問題を解ける力」をつけることが最優先です。パターンに当てはまらない問題はほとんどの受験生が解けないため、実は合否に影響しにくいのです。

志望校の過去問も、しっかり確認しておく

問題演習は問題集を使って進めることが多いです。ただ、「志望校の過去問」も、よく確認して対策を始めましょう。

  • 問題数はどのくらいか。
  • 今の自分で対応できる難易度かどうか。
  • よく出題される分野はどこなのか。

上の3点を確認して、実際に過去問を解きましょう。過去問は2度と出題されないものの、実際に解くことで問題レベルを肌で感じることができます。

人によっては「過去問を全て解いてしまうと、入試直前に時間を計って解く問題がなくなり不安になる」という場合があります。この場合は「1〜2年分の問題」や「後期の過去問(国公立二次試験の場合)」を残しておくと良いでしょう。

センター試験後から取り組むより10月に過去問を確認しておくと、より余裕をもって対策を進めることができます。

ゴールを見据えながら勉強することは、受験においてとても大切です。

取り組む問題数とともに「定着度」を意識する

パターンを習得していれば解くことができる典型問題だけでも、各科目でかなりの量があります。問題演習をするときには1度だけ解いて終わるのではなく、問題を見てすぐに解けるよう「定着」させる必要があります。

このためには、何度も問題を解き直す必要があります。9月から問題演習を始めている場合、かなりの問題を解いているはずです。新しい問題を解き進めるとともに、復習もしっかりと行いましょう。

復習できているかの基準は、「問題を見ただけで、すぐに解き方を思いつき、実際に解くことができるか」です。「多分大丈夫。解ける!」とあやふやなままにしておくと、入試本番のときに「問題集でやったのに、解き方を思い出せない」ということになってしまいます。

上でもお伝えしたように、入試本番はプレッシャーによって、100%の力を発揮するのは難しいです。そのため70~80%の力でもすぐに問題を解けるよう、しっかりと復習を重ねる必要があるのです。

毎日新しい問題を解くとともに、前日や2日前に解いた問題をざっと確認しましょう。また、週末に1週間で解いた問題を見直すようにすれば、記憶が薄れにくいため知識が定着しやすくなります。

「模試」を受ける

結果が怖くても模試は積極的に受けていきましょう。

入試本番に近い雰囲気で実践演習をすることで、より知識が定着しやすくなるためです。

大学別模試を受ける人は、その大学を志望校に考えている人がほとんどです。
つまりあなたと似たレベルの人と、模試を受けることになります。これはとても刺激になります。

また、大学別模試は問題自体の質が高く、復習することで実力アップに役立てることができます。模試を受けっぱなしにするのではなく、受験後に必ず解き直しをしましょう。

記述模試や大学別模試で良い判定をとることができれば、志望校合格に大きく前進することができます。A判定やB判定であった場合、素直に喜びましょう。ただし油断せずに入試本番まで、しっかりと実力を高めてください。

模試の結果がC~E判定でも、11月までは志望校を変更せずに勉強しましょう。11月に実力が伸びてくる可能性は、十分あります。
また、高いレベルを目指して勉強することで、「滑り止めの大学に合格できる力」をしっかりと身につけることができます。

勉強法 一覧へ戻る


関連記事

  • 勉強計画が崩れない工夫

  • 数学の考え方

  • 高集中力を維持する2つのアプローチ 集中力②

  • 苦手教科との向き合い方

  • 将来の夢やなりたい職業がない君へ

  • 夏バテになっていませんか?

  • Facebook