カンニングペーパー勉強法

12月入試間近です。
この時期、「覚えておきたいことが沢山あり過ぎて何をしていいのかわからない。」
「基礎演習は沢山解いたはずなのに、過去問や応用問題が解けず原因がわからない」
とお悩みの方も多いかと思います。
今回、そんな皆様にお伝えしたいのが「カンニングペーパー勉強法」です。
少しでも自分に合いそうだと感じましたら一度お試しください。
あくまで「勉強法」ですので、くれぐれも「本番中」は使用しないようにご注意下さい。

知識を集約する
カンニングペーパーは「これさえ見れば、テストで点がとれる」という内容をわかりやすく簡潔に、小さい紙にまとめる必要があります。
つまり自分に足りていない部分だけをわかりやすく簡潔に「文字に起こす」
これがカンニングペーパー勉強法です。

過去問で満点が取れるカンニングペーパーをつくる
作成のコツ
では、実際に作成をしていきますが
まずは志望校の過去問を1年分ざっと見てみましょう。
「あの系統の問題がでるのか」「新しい傾向の問題が出ていたな」
と認識できましたら、参考書やネット・先生を駆使して作成開始です。
慣れるまでは、じっくりと参考書と過去問を見比べながら1枚の紙に
「この情報さえあれば解ける」情報をまとめていくのも良いでしょう。
文字だけではなく作図も加えると効率的です。
ここで注意が必要なのでは「解答は見ない」ことです。
確かに解答はその問題を解くために「最小限の知識」ではありますが
それではあまりに応用力が欠けてしまいます。

暗記と演習
作成が終わりましたら、その日の学習は終了です。
翌日以降に過去問の演習日を設定し、演習日までは自作したカンニングペーパーを隙間時間を利用して覚えていきます。
設定した日がきましたら、いざ演習開始
カンニングペーパーではありますが演習中は極力見ないようにしましょう。

採点と復習
そして、採点を行います。
もし、満点を獲れていたならば完璧なのですが
間違っていたのであれば、欠けていた知識をカンニングペーパーに加筆します。
これを時間のある限り何年度分も行っていきましょう。
そして、入試本番前は何年度分も作成したカンニングペーパーを
さらに1枚の紙にまとめましょう。
するとどうでしょう。
その最後の1枚さえ覚えきれば、あなたの「志望校の傾向と対策」は万全です。

如何でしょうか?少し偏った知識にはなってしまいますが
この直前期、勉強の一つの指針にすると手も進むのではないでしょうか。
宜しければ、一度お試し下さい。